水質測定機用自動濾過器
アクア オート フィルター
Model FIL−4000


河川、工場排水の水質監視や下水処理場等のプロセス管理用として使われている自動水質分析装置は、本来の目的からして長時間欠測なしに運転されねばなりません。
しかし、この種の自動水質分析装置使用環境はだいたい悪く、機器の管理者は保守管理のために多くの時間と労力を費やさねばならないのが現状です。
特に検水中の浮遊物質がトラブルの原因となっています。測定機メーカーは、どこでもこの点に頭を悩まし、クリーニング方法に工夫をこらしていますが、浮遊物による機器内の配管の詰まりや検出器の汚れによるトラブルは後をたちません。
このため、精度の追求より稼働率の向上の方がより重要な問題として扱われるようになりました。
アクアオートフィルターは、弊社自身が自動測定機メーカーとして機器の稼働率を上げるためにいろいろ工夫をこらしてきた結果、生まれた水質計器のための自動濾過器です。


構造及び動作
本体はテープフィルター(濾紙)取付けリール、検水吸引ポンプ、濾紙送り及び巻き取り機構、速度制御部(オプション)から構成されます。検水は検水入口より検水タンク内に導かれます。
テープフィルターは、円筒形ドラムの外周に添って移動し、ドラムの下半分は常に検水タンク内にあって水面下にあります。検水は円筒形ドラムの底部にある検水吸引部から濾紙を経て吸引され検水出口へと導かれます。
濾過後の検水はポンプで加圧されているため、そのまま水質分析器へ圧送されます。外部ポンプで送る必要はありません。
 
特 徴
(1)長時間連続濾過
1巻の濾紙で2ヶ月間の24時間連続使用可

(2)あらゆるSS(浮遊物質)内容に使える
濾紙のメッシュ及び濾紙の送り速度が可変

(3)自吸式
検水は本装置から水質分析器へ自吸式ポンプより圧送される。

(4)取扱い簡単
濾紙の交換は簡単
特別な保守管理不要

(5)デッドスペースが小さい
濾紙と吸引面が密着している。
使用例
アクアオートフィルターは、次のような装置と組み合わせて使用されます。
 UV計
 COD計
 TOC計
 TOD計
 窒素、リン計
 残留塩素計
 比色計
 電極式水質モニター

その他、あらゆる種類の水質計の前処理装置として使用できます。

(注)浮遊物を除去すると本来の水質とは異なってしまうという指摘があります。これは正しい判断ですが、逆にいくら精度を追求しても、汚れにより値の信頼性が落ちたり、欠測が増えたのでは本来の自動測定機としての機能が生かされないことになります。
いずれにしても機器を欠測がなく水質の変動の傾向を把握できる状態にしておけば濾過の前後の測定値には相関性がありますから、後で濾過をすることにより生ずるある種の水質のズレを補正することは可能です。



材 質 レーヨン
品 番 F−40
長 さ 50m
35mm
連続使用日数 6〜100日
検水摂取量 300ml/分(最大)
電  源 100V 50/60Hz 80VA
外  形 W420×D500×H930(mm)
重  量 約25kg

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